先ほどストーンオーシャンの31話が放送されて改めて噛みしめるように見ていました。
最近テレビの録画予約がうまく機能しないことがあって撮り逃しが数話あったりするのですが、何としても今回だけは永久に保存しなければ、この世に…という気持ちだったので無事録画出来てるみたいで安心しました。
続きは31話の感想です。

個人的に31話はストーンオーシャンアニメ化してよかったって一番思った回でして。
アニメでやったことで神父様の内情をさらに理解しやすい描写になっていると感じたからです。
少年の頃から聖職者として神に仕える身であると戒めてそれでも人間らしい感情が残っているところの描写が原作になかった声やアニメーションの動きなどでさらに明確になってた気がします。
特にそう感じたのが告白を聞いて二か月を過ぎた頃…の語りの部分。
原作内ではモノローグとしてすべて吹き出し内にまとめられているのをアニメではナレーションと神父様の内心の声として分けていました。
これが「聖職者」と「人間プッチ」を明確に分けている気がしました。
ナレーション部分は告白には守秘義務があるから聖職者として守らなければならないという感情と、神父様の内心の声では「それでも僕たちは家族になれるのだろうか」という当事者としてまっとうな人間として一番に来るであろう感情の描写で分ける。
その複雑が同時に内在する(言葉にできない)のがエンリコ・プッチらしさで魅力だと思います。
それがとても伝わってきて嬉しかった。
他にもDIOを見て焦ったり手が震えていたりする描写、今までの少年期を穏やかな声色をして送ってきたのに矢が刺さった後の覚悟が決まったような声色。
特に声についてはこういうことをやりたかったから関智一をキャスティングしたんだろうとスッと理解できました。

神父様って(当人の中では)神の御命の元で人間にとっての嫌な攻撃してくるので(二手遅れた件とか)人の心がないんか?って感じもあるんですけど人の心があるからこそ、なんですよね。
そういうところを少年期の優しい時間に描写しておくことであとの残酷さが際立って本当に魅力的なキャラだと思います。何度読み込んでもすべてを理解することはきっとできません。

理性ゼロで感想を言うとま~~~じで純真な声色のプッチ少年かわい~~~!し、なぜかお尻がアップになるシーンでカソックが描き込まれすぎててお尻の形わかりすぎてて何?って感じだし少年期につらい目に合わせないでって感じだし、カタツムリが3Dモデルで動いているの気持ち悪すぎてギエーーー!って感情のジェットコースターでした。

あとASBRのプッチ神父のCM好きすぎるので収録風景見せてください。
マイクの前に立って発声練習とかしてから収録したのかなぁ…嚙んだりしなかった?流石です神父様…。